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デリケートクリームとリッチデリケートクリームの違いについて

デリケートクリームとリッチデリケートクリームの違いについて




■デリケートクリームとは

靴磨きの定番アイテムの1つとも言える「デリケートクリーム」

無色透明なクリームなので、塗布するアイテムの色を問わずに使用ができ、また靴だけでなく革製品でしたら


・鞄・ベルト・ジャケット・ソファーなどの椅子・名刺入れ・財布・ワークブーツ


などさまざまなアイテムに使用できます。


これはデリケートクリームだけでなく「リッチデリケートクリーム」同じことが言えます。


では、一体なにが違うのでしょうか?


■2種類のクリームの違いについて


大きく分けると3つの違いがあります。


①成分 ②シミになりずらさ ③光沢感


1つずつ解説していきます。


■成分について


まずデリケートクリームはどんな成分でできるのでしょうか?


答えは… 「ラノリン」「油脂」「有機溶剤」


となります。


次にリッチデリケートクリームの成分はなにでできいるのか?


答えは… 「アボカトオイル」「有機溶剤」となります。


今回は各クリームの主成分である「ラノリン」「アボカトオイル」について着目していきましょう。


■デリケートクリームの主成分「ラノリン」とは


ラノリンとはウールに覆われた動物の皮脂腺から分泌された蝋です。

簡単に説明しますと、羊毛の表面に付着している蝋物質です。

靴クリームの他にも、化粧水や化粧せっけんなどの製造にも用いられております。


デリケートクリームには革を柔らかくする効果があります。


■リッチデリケートクリームの主成分「アボカドオイル」とは


アボカドオイルとはその名の通りアボカトから抽出されたオイルのことで森のバターとも呼ばれるほど栄養価の高いオイルです。その高い栄養価から美容や健康にもよいと言われております。

リッチデリケートクリームには革への高い浸透性という効果があります。


■塗布したのシミについて


結論から申し上げますとデリケートクリーム、リッチデリケートクリームどちらもシミにはなりにくいです。

私自身、2つのクリームの使用しておりますが、シミになってしまったという経験はございません。

しかし、2つのクリームを比べた場合、アボカドオイルにより高い浸透力を誇るリッチデリケートクリームのほうがシミになりにくいです。


ライトブラウンなどの明るい色の靴で乾燥しきってしまった靴やシミになりやすいヌメ革(タンニン鞣しをした革)にはリッチデリケートクリームがおすすめです。


■仕上がりの違いについて




右足をデリケートクリーム 左足をリッチデリケートクリームで仕上げてみました。

仕上がりの光沢感については、さほど差はないように思われますが、リッチデリケートクリームのほうが光沢感が出ているように見えます。


■プレメンテ(履き下ろす前のお手入れ)はどちらがおすすめ?


プレメンテはどっちのクリームが良いのでしょうか?

M,MOWBRAYのサイトではリッチデリケートクリームのほうがおすすめと記載されておりました。


ただし「靴が硬くて歩きにくい」などのお悩みがある場合は革を柔らかくしてくれるラノリンが含まれるデリケートクリームを使用されるのもよいかと思います。


■商品のご案内


デリケートクリーム 


リッチデリケートクリーム


■参考文献






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靴磨き 習志野
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